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強がって背負い込んで、疲れて…

子どもが小学生の頃、卓球練習の付き添いが必要で当番制でやっていました。

行ったら行ったで楽しいのですが、行くまでが忘れないように行かなきゃならないという窮屈さもあって当番したくないという思いがありました。

当番を決めるときだったかな?「仕事が忙しくて…」と言われて
「都合悪かったらいつでも言って、私するから。」と言う私がいたのです。

役員会のとき、困っているなら代わるよという気持ちは本当の思いだけれど、本当に行くことになったら嫌だなという二つの気持ちがあった。

相手が何を私に要求してきたわけでもなく私が勝手に言っただけの言葉。

何度もこの場面を受け取って終わったことだと思っていたのに、ふとこの場面が思い出されました。

心の滞在時間が短か過ぎて見過ごすほどの一瞬の出来事。

それをひっ捕まえて、もう一度感じてみた。

顕在意識と潜在意識のことも知らなくて、どうしてこんな行動をとってしまうのか?なぞでした。

「どうせ私の事いい人ぶりたかっただけ」無意識に自分を貶めて「偽善者!」と感じていたのです。

人の役に立ちたいという思いは多くの人にあると思っています。

それが、人により色んな形で表現されています。

私は、このとき誰かの役に立つことで自己評価を上げて自分の存在を認めていたんだと思うのです。

だけど、行きたくないという感情もあったから心の中でややこしいことになっていて

「自分にじゃあどうしたいの?」と尋ねても答えが出てこなかった。

相手は、自分が忙しいことだけを表現したかったかもしれないし、借りを作りたくないかもしれないし、甘えたくない思いや自分で頼みたい人に頼みたいかもしれないし…。

なんだか当たり前のことですが、私の思い込みのなせる業というか…。

こんな風に生きてきたんだぁ私…って感じです。

今回、もう一つ気が付いたのが

弱いものを守るべきという思い込みです。

その弱いものの基準が、仕事忙しい人も私の基準の中にあるようで
無意識に助けなければ守らなければと弱い自分なのに強く見せようとしていた。

自分のことで精一杯なのに、更に背負い込もうとする私。

生きていく中での私の背負い込み癖だったことに気づいています。

気づいていくことで、私の心が柔らかくなっていってます。


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by siawase0604 | 2016-03-15 11:48