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怒りから理解へ

スピの世界や心理学を学んで視点が変わってきていることに気付く。


主人の実家で義理の父が体罰について賛成だし厳しさを知り悔しさをバネに人は頑張って

成長していくべきという意見。

これまでの私なら、体罰全てが反対ではないけど…悔しさをバネに生きていくってどう?

自分がそうだったからって人にまで押しつけるなんて…。

父の言葉だけに捕らわれて腹を立てていた。


以前から父は、戦争賛成みたいな意見を強く主張して私たちと激論になってしまうこともあった。

父の性格からどうしてもそんな過激な事に賛成する人とは、思えなかったが戦争賛成の言葉だけに

捕らわれている私は腹が立ってしかたがなかった。


心理学を学んでいく中で、父はただ私達と熱く真剣に話がしたかっただけだと気が付く。

その為には、私達と反対意見を言うしかやり方を知らなかっただけだと気が付いた。

だから、今回悔しさをバネに…の話にも感情を抑えながらあまり会話に巻き込まれないように聴いていた。

話の流れの中で、父の苦労話になり自分が悔しさをバネに頑張ってきたことを話し始めて

義理の姉が、「苦労されたんですね。」と尊重する言葉が出始めた頃から

普段の穏やかな話口調に戻っていった。(父は普段は、とても物静かな人です。)


主人の実家に行くとどうしても母の話を聴くことになる。

父はそれが、寂しいんだと感じ、認めて欲しいからこその反論なのだ。

やり方は幼稚に思えるが、このやり方しか知らないから仕方がない。


言葉だけを信じて腹を立てているだけでは、父を理解することは出来なかっただろう。


残念なことは、セラピストを目指す私が熱くなってしまったこと(笑)

父の甘い罠にはまりそうになりながら(笑)、思いとどまり父を尊重する言葉が姉に続き

伝えることができたのは、私にとっては成長の証。


義理の父も私を映し出している鏡。

この幼さを受け止めて、許して尊重していくしかない。


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by siawase0604 | 2012-01-03 22:40